徳島県徳島市津田本町4-2-87
甲状腺疾患のことなら津田クリニックにご相談ください
当クリニックは、内科の診療から整形外科の診療まで幅広く診療をおこなっております。特にバセドウ病や橋本病といった甲状腺疾患の治療に力をいれております。
当クリニックの特徴
甲状腺外来
のどぼとけの下にある葉っぱのような形をした臓器を甲状腺といいます。そこから甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺の働きに異常があると甲状腺ホルモンの分泌量が多すぎたり、少なすぎたりすることでバランスを崩し身体の新陳代謝に不調をきたします。特に女性に多い病気です。何か体調がすぐれないというときには、甲状腺ホルモン異常が潜んでいる可能性がありますのでまずは受診してください。
甲状腺の病気による症状
甲状腺ホルモンの異常による病気は全身に様々な症状が現れます
甲状腺ホルモンが多すぎる場合(亢進症)
レ 疲れやすい
レ 汗をたくさんかく
レ 暑がる
レ 体重が減る
レ イライラ感、集中力低下
レ 脈がはやい、動悸、脈がとぶ
レ 筋力の低下
レ 手指がふるえる
レ 食欲が増す
レ 便の回数が増える、軟便
レ 甲状腺が腫れたり太くなる
レ 目が飛び出る
レ かゆみがある
レ 口が乾く
疾患
バセドウ病
亜急性甲状腺炎
甲状腺ホルモンが少ない場合(機能低下症)
レ 疲れやすい
レ 寒がり
レ むくみ
レ 体重が増える
レ 眠気、記憶力低下、物忘れ
レ 息切れ、脈が遅い
レ 筋力の低下
レ 動作が遅くなる
レ 無気力、脱力感
レ 便秘
レ 甲状腺が腫れたり太くなる
レ まぶたの腫れ
レ 肌荒れ、肌の乾燥
レ 声がかれる
疾患
慢性甲状腺炎(橋本病)
潜在性甲状腺機能低下症
診断・治療の流れ
①診察
甲状腺を直接触診し腫れ具合など甲状腺の状態を確認します。
②検査
超音波検査
体外から超音波を当てて病変の有無や位置・大きさ・形などを調べます。
血液検査
ホルモン検査や抗体検査を行います。
細胞診検査
甲状腺にしこりがある場合には悪性かどうか調べます。甲状腺腫瘍に針を刺して、腫瘍細胞を採ります。(穿刺吸引細胞診)腫瘍細胞を採る検査です。
③治療
検査の結果から治療・投薬を行っていきます。
代表的な甲状腺の病気
女性と甲状腺
甲状腺疾患は一般的な疾患であり、甲状腺に自覚症状がない患者でも疾患が見つかることがあります。甲状腺ホルモン異常は、特に女性に多い病気の一つです。体調がすぐれない場合、甲状腺ホルモン異常が原因である可能性があります。うつ病や加齢、更年期障害と診断されることもあり、疲労感、倦怠感、便秘、肌荒れ、脱毛、微熱、動悸等の症状が見られます。
甲状腺検査は、甲状腺に関連する症状がある場合に推奨され、診察、血液検査、頸部超音波検査などの簡単な検査です。また、甲状腺ホルモン異常は、妊娠・出産に影響を及ぼす可能性があります。甲状腺ホルモンの過剰または不足は、不妊や流産、早産の原因になることもあります。お気軽にご相談下さい。
バセドウ病とは?
甲状腺機能亢進症の1つであるバセドウ病は、自己免疫疾患(免疫系が体の正常な組織や細胞を攻撃する病気)で、甲状腺ホルモンが異常に多くつくられることで、新陳代謝が過剰になる病気です。
【治療法】
・甲状腺ホルモンの合成を抑える薬の服用(抗甲状腺剤治療)
・甲状腺の細胞を減らす薬の服用(放射線内照射治療)
・手術により甲状腺の一部を切除して、甲状腺の働きを弱める方法(外科手術)
【薬】
抗甲状腺剤のメルカゾール、チウラジール、プロパジールを、症状の強さや副作用、妊娠
授乳などの患者さまの状態に合わせ使い分けます。
慢性甲状腺炎(橋本病)とは?
橋本病も同様に自己免疫疾患の1つです。自己免疫の異常によりリンパ球が自己の甲状腺組織を破壊して、慢性炎症が生じます。
【治療法】
甲状腺の機能が低下しているため甲状腺ホルモン剤を服用し不足しているホルモンを補います。
甲状腺が大きくなりのどを圧迫している場合は、手術が必要な場合もあります。
【薬】
甲状腺ホルモン剤のチラーヂンS(合成甲状腺ホルモン)で、甲状腺ホルモン検査をしながら、自分に必要な量のホルモン量を補います。
甲状腺の腫瘍(甲状腺腫)とは?
甲状腺に、しこりや腫れのある状態のことで、悪性と良性の腫瘍の2種類があります。
【治療法】
腫瘍が良性の場合の多くは治療の必要はありません。しこりが大きく、圧迫症状や見た目が気になるなどの症状がある場合は、手術を行うこともあります。定期的に来院していただき、経過を観察していきます。
甲状腺がんとは?
のどぼとけのすぐ下に位置する、甲状腺という臓器にできるがんを甲状腺がん(こうじょうせんがん)と呼びます。
【治療法】
多くの場合、甲状腺を摘出する手術を行います。甲状腺の切除範囲は、がんの種類や大きさなどにより決定されます。甲状腺を全部取り、その後、放射線ヨード治療や甲状腺ホルモン補充治療を行うこともあります。当院では、甲状腺疾患に対するセカンドオピニオンも行っています。治療法や病気で質問や心配のある患者さまもぜひご相談ください。
院長紹介
私は、ここ津田で生まれ育ち、大学卒業後は外科の医師として15年研修を積んでまいりました。研修をするうちに、“かかりつけ医、プライマリーケア医として地域医療に貢献したい”という気持ちが強くなり、開業に向けかかりつけ医に必要な内科・外科・整形外科等の幅広い分野の勉強をし、現在は、日々スタッフとともに精進しております。私の目指す理想のクリニック像は、患者様に「津田クリニックに行けばリラックスできる」「何でも相談できる」「心が落ち着く」と身体面、精神面共に配慮できるクリニックです。今後も分かりやすい説明を心がけてまいりますので宜しくお願い致します。 院長 増田栄太郎
略歴
平成2年 徳島大学医学部 卒業
平成3年 国立善通寺病院(現:独立行政法人国立病院機構
四国こどもとおとなの医療センター) 勤務
平成4年 小松島赤十字病院(現:徳島赤十字病院) 勤務
平成5年 高松赤十字病院 勤務
平成6年 徳島大学医学部 勤務
平成8年 国立療養所東徳島病院(現:国立病院機構
東徳島医療センター) 勤務
平成11年 徳島大学医学部 助手
平成12年 徳島大学医学部附属病院
(現:徳島大学病院) 助手
平成15年 医療法人高川会 虹の橋病院 副院長
平成18年 5月27日 津田クリニック 開院
所属学会・資格
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日本外科学会認定 外科専門医
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日本臨床外科学会 会員
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日本内分泌外科学会 会員
-
日本乳癌学会 会員
クリニック内紹介
診療モニター
患者様に分かりやすい説明と円滑な診療を提供するために、電子カルテ、大型モニター、デジタルX線などの機器を用意しています。これらの機器を活用することで、タッチペンを使って図や症状などを直接書き込むことができ、症状をスムーズに理解していただけます。
バリアフリー
当クリニックは患者さんの心が落ち着くクリニックを目指し、環境整備には細部まで気を付けています。
院内の設計はバリアフリーになっていますので、お手洗い等も、ご高齢の方や車いすの方でもご利用いただけます。
フラワーアレンジメント
患者様がホッと安心して治療を受けられるように、毎月フラワーアレンジメントを毎月飾っております。
クリニック案内
クリニック名
津田クリニック
電話番号
住所
〒770-8003 徳島県徳島市津田本町4-2-87
駐車場
あり
診療科目
内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、甲状腺外来
診療時間
9:00〜12:00(11:30最終受付)
14:30〜18:00(18:00最終受付、土曜日は17:00)
休業日
木曜日・日曜日午後・祝日
アクセス/バス
津田本町4丁目交差点
徳島バス「津田二丁目」停留所より、徒歩5分
ホームページ
お問合せ
お気軽にご相談ください。
TEL:088-612-8668